早朝ランニングは、文字通り仕事や学校に行く前の早朝から、ランニングをすることです。
朝活の1つとして、老若男女問わず多くの人が取り組んでいます。
そんな早朝ランニングですが、実際にどれくらい効果があるものなのか、疑問に思っている人もいるでしょう。
なるべく寝ていたい朝早くから、走ることに意味があるのかと考えるのも、無理はありません。
そこで本記事では、早朝ランニングを1年近く継続していた筆者が、やってみて感じた効果やよくある疑問点について解説していきます。
早朝ランニングを実際にやってみて感じた効果

早朝ランニングをやってみて、実感した効果は主に以下の4点です。
身体が引き締まる
早朝ランニングを継続していると、お腹周りを中心に身体が引き締まっていきます。
それに伴い腹筋も浮き出てきて、体脂肪も落ちているのが分かりました。
筆者は元々格闘技をやっており、練習でもそれなりに浮き出ていましたが、ランニングが合わさるそこからもう1段階上にいきます。
ダイエットの観点で見ても、効果的なのは間違いありません。
頭も身体もスッキリする
早朝ランニングを終えた後は、頭も身体もスッキリして、思考も冴えるようになります。
また、集中力が高まるので、仕事や勉強も捗るようになりました。
運動で身体が目覚めているおかげか、仕事始まりの気怠さもあまり感じなくなったのには驚きました。
多くの経営者が、1日のスケジュールに早朝ランニングを取り入れている理由が、何となく分かります。
1日が長く感じられる
朝早くに起きてランニングすると、終えてもまだ朝の時間帯です。
そのおかげで1日が長く感じますし、時間を有効に使えます。
慣れてくると、ランニング中にその日のスケジュールを考えられるようになり、慌てず過ごせるようになります。
朝はついバタバタしがちですが、余裕を持って起きているのでそうしたこともなくなります。
リラックスして楽しめる
早朝から仕事の連絡をしてくる人は滅多にいません。
街中も静かで、ゆったりした時間が流れているように感じます。
そんな環境なので、気持ちが落ち着き邪魔をしてくるものもありません。
イヤホンで音楽などを流さずとも、そのまま耳を澄まして自然の音に癒されながら、ランニングを楽しめます。
早朝ランニングによくある疑問点

早朝ランニングを始めることを検討していても、様々な疑問や不安があって尻込みしている人は多いでしょう。
筆者自身も始める前に抱いていた、よくある疑問点についてここで解凍していきます。
ただしあくまで筆者の経験則なので、参考の1つとしてもらえればと思います。
朝の時間をどうやって作るのか
早朝ランニングのために、普段出勤する日に起きる時間の、1時間半くらい前に起きます。
前日は可能な限り早く寝て、睡眠時間を少しでも多く確保しましょう。
寝る前にはスマホやパソコンは触らず、すぐに値つけなくても目を瞑って休むことが大切です。
睡眠がしっかり取れていると、起きた際の身体の軽さが全く違います。
十分に寝れていない場合、気持ちが重たくなり、ランニング時に確実に支障が出ます。
「そんな時間確保できない」と思いがちですが、振り返ってみるとグダグダとスマホを触っている時間などが必ずあります。
そうした時間を睡眠に当てれば、早朝ランニングの時間を確保することは決して難しくありません。
ランニング後はシャワーを浴びているのか
ランニング後のシャワーは、必ず浴びた方が良いです。
匂いはもちろんですが、汗の拭き残しがあると痒くなったり、肌荒れの原因にもなります。
また、どうしても汗をかいた不快感が残るので、気になってしまい集中力も落ちます。
シャワーで確実に洗い流して、しっかりケアすることが大切です。
気持ちをリセットしてサッパリするためにも、浴びた方が良いでしょう。
朝食はどうしているのか(いつ食べるのか)
筆者はランニング後に食事を摂るようにしていました。
何を食べるかはその日の体調次第ですが、必ず食事はとった方が良いです。
ランニングによってエネルギーを消費しているので、補給しないと力が出なくなります。
空腹で集中力も落ちてしまうので、何も食べないのはおすすめしません。
どうしても食欲がない時も、プロテインでタンパク質などはしっかり摂取するようにしていました。
走行距離やペースはどうすればいいのか
走行距離もペースも人それぞれなので、そこまで気にする必要はありません。
その日のコンディションや気分に合わせて、調整するようにしましょう。
最初から設定すると、それを守らなければと義務感が出てしまい、ストレスに感じてしまうこともあります。
まずはいかに習慣化し、継続できるかが重要です。
継続していれば自然と筋肉がついてスタミナは向上し、距離もペースも伸びてくるので、無理せず取り組めるようにした方が良いでしょう。
早朝ランニングの注意点

早朝ランニングは誰でも取り組みやすいスポーツですが、いくつか注意すべき点もあります。
まず、寝起きは身体の水分が不足しており、そのままランニングを始めると脱水症状を引き起こす可能性があります。
そのため、スタート前は必ず水分補給をして、ランニング中もこまめに補給していくことが欠かせません。
また、早朝は気温が低くいきなり薄手で始めると、身体が冷えてしまい体調を崩してしまうことも有り得ます。
ウェアを重ね着したり、ウォーミングアップで身体を暖めるなど、しっかり対策をしましょう。
それといきなりランニングのペースで始めると、身体が十分目覚めておらず、ケガのリスクが高まります。
ジョギングのペースでゆっくり始めて、余裕が出てきたら徐々にランニングに移行していくと良いでしょう。
初心者ランナーの頃は勝手が分からず、知らぬ間に失敗をしていることが多々あります。
筆者自身、失敗をするたびに改善してきましたが、始めるにあたり勉強や準備が不足していたと反省することばかりでした。
自分の人生にプラスになることを目的にやっているのに、ケガをしたり体調不良になって生活に支障が出たら本末転倒です。
ランニングについて勉強したり、SNSなどで仲間を作って情報交換するなどして、防げる失敗は防ぐすべきです。
まずは休日にやってみよう!

早朝ランニングを実際にやってみると、イメージしていた通りにいかない部分が多々出てきます。
そこから試行錯誤して改善し、自分なりのルーティンを作り上げていく必要があります。
これを仕事の日にやろうとすると、時間が足りなくなり焦ってしまい、思わぬ失敗をしてしまう可能性もあります。
まずは休日の時間がたっぷりある時にやってみて、早朝ランニング後の身体の状態などを確認してみることがおすすめです。
早朝ランニングはダイエットや運動不足解消、心身の健康のために手軽に行えてメリットの多い運動です。
怪我に気を付けて、お試し感覚で1度やってみてください。
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