パーソナルトレーニングは、トレーナーとマンツーマンでトレーニングを行えるサービスです。
通常のフィットネスジムなどに通うよりも高額な分、トレーナーの管理のもとでクオリティの高いトレーニングが行えるのが魅力です。
しかし、実際に入会しパーソナルトレーニングを受けたものの、「失敗だった」という感想を抱いている人も少なからずいます。
そのためパーソナルトレーニングに対して、
・本当に受ける意味があるの?
・お金の無駄じゃないか?
と不安や疑いを持っている人もいるでしょう。
そこで本記事では、パーソナルトレーニングの失敗がなぜ起きるのか、失敗する人の特徴などを解説していきます。
パーソナルトレーニングにおける失敗とは?

そもそもパーソナルトレーニングにおける失敗とは、どういう意味なのでしょうか。
調べてみると大半の人は、自分の希望する効果が得られないとか挫折してしまったことに対して、失敗と言っているようです。
てはその希望する効果や挫折とは何かというと、
・目標体重まで痩せなかった(ダイエットできなかった)
・理想の体型になれなかった
・思ったような筋肉がつかなかった
・食事指導を守れなかった
・途中で通うのを辞めてしまった
が主なものとなっています。
パーソナルトレーニングも万能ではないので、全ての人が受けて成功となるのは残念ながら難しいでしょう。
失敗の理由は『利用者』か『トレーナー』にある

パーソナルトレーニングの失敗をゼロにするのは難しいですが、そのほとんどは防ぐことが可能です。
というのも、先述した失敗は『利用者』もしくは『トレーナー』のどちらか、あるいは両方にその原因があるからです。
パーソナルトレーニングというサービスが特殊な点は、サービスを享受する側である利用者にも、相応の努力が必要なことです。
飲食店であれば、利用者は食べたい料理を注文すればそれが提供されるので、あとは食べるだけです。
洋服店であれば、好きな服を選んで買って、あとは着るだけです。
つまり利用者はお金さえ払えば、あとは代替物を受け取るだけです。
しかしパーソナルトレーニングは、お金を払えばトレーニングのレッスンを受けられますが、運動するのは利用者自身です。
レッスン日以外も自宅でトレーニングするなど、継続力も求められます。
もしサボったりすれば、良い結果が出るわけもありません。
なのでパーソナルトレーニングにおける失敗は、必ずしもトレーナー側だけに問題があるとは限らないわけです。
失敗したと嘆く利用者自身にも原因がある可能性を、考えておく必要があります。
失敗する人の特徴

パーソナルトレーニングを受けても失敗してしまう人には、いくつかの共通する特徴があります。
具体的には、以下の4つが挙げられます。
トレーナーとのコミュニケーション不足
パーソナルトレーニングは、トレーナーとの二人三脚です。
そのため、トレーナーとは常にコミュニケーションを取って、信頼関係を築く必要があります。
信頼関係があれば、トレーニングの中で抱いた疑問も気軽に聞けますし、トレーナーもしっかり答えてくれるでしょう。
しかしコミュニケーションが不足していると、聞きたいことがあっても遠慮してしまったり、不満があっても黙ったまま終わらせてしまうことがあります。
パーソナルトレーニングは基本的に数ヶ月と長期間にわたり取り組むものなので、トレーナーとの関係が上手くいってないと、ストレスもどんどん溜まってしまいます。
トレーナーとの相性の問題もありますが、コミュニケーションを取る努力はトレーナーはもちろん、利用者にも必要です。
目的・目標が曖昧
パーソナルトレーニングには、受けるにあたり明確な目的・目標の設定が不可欠です。
例えば「夏までにモデルの◯◯のような体型になって、可愛い水着を着れるようになりたい」といったものです。
これが曖昧だと、トレーナーとしてもどこに向かってトレーニングや食事指導をしていけばいいか、定めることができません。
トレーニングも食事指導も、目的・目標によって内容が大きく変わるからです。
パーソナルトレーニングは、利用者の個々のニーズに合わせて行えるのがウリの1つです。
それなのに曖昧なままでいるのは、非常にもったいないと同時に、失敗に繫がる大きな要因になり得ます。
常に受け身の姿勢
先述した通り、パーソナルトレーニングをやるのは利用者自身であり、トレーナーはあくまでサポート役です。
また、パーソナルトレーニングは限られた時間の中で行われるものであり、それ以外の時間で何をするかは利用者の意思決定に委ねられています。
成功する人に共通するのは、トレーナーの言うことをきちんと聞くだけでなく、積極的に「これはどういう目的でやるトレーニングなのか」や「こういう時はどうすればいいのか」と学ぶ姿勢があることです。
受け身の姿勢のままだとトレーナーが付いてくれているメリットを十分に活かせないまま、すぐに終わってしまうでしょう。
自分もちゃんとするという積極的な姿勢は、身体を変えるために欠かせません。
モチベーションが低い
パーソナルトレーニングは、やっていく中でしんどいこともあります。
個々の目的や目標にもよりますが、全て楽しいだけで終わることは基本的にできません。
だからこそ、必ずやり遂げる覚悟が問われることになり、そのためにはモチベーションを維持する必要があります。
挫折してしまう場合、モチベーションが低下してしまったり、元々あまりモチベーションが高くない傾向があります。
パーソナルトレーニングを契約する前に、自分にどれくらいの覚悟とモチベーションがあるかは、しっかり向き合って確認するべきでしょう。
パーソナルトレーニングで失敗しないために

パーソナルトレーニングの成否は、結局のところ利用者がどう思うか次第です。
たとえ具体的な結果が伴っていなくても、利用者の満足度が(受けて良かったという気持ち)高ければ成功と言えます。
失敗と思ってしまうのは、パーソナルトレーニングに期待しすぎていることによる、ギャップが大きいでしょう。
繰り返しますが、パーソナルトレーニングは自分は頑張らず、ただ受けていればいいわけではありません。
パーソナルトレーニングにどんな期待をしていて、それが本当に叶えられるか事前の確認は必須です。
そのためにパーソナルジムのカウンセリングは必ず受けるべきであり、些細なことであってもしっかり質問することが大切です。
カウンセリングは無料で受けることができるので、まずはパーソナルジムへ電話するか専用フォームを送って、カウンセリングの予約を取りましょう。
コメント