実戦で使える格闘技は何?実戦の定義とおすすめの格闘技3選

実戦で使える格闘技は何?実戦の定義とおすすめの格闘技3選 格闘技

格闘技をやっているとよく聞かれるのが、「実戦で使えるのか?」ということです。

格闘技仲間の中でも、もし実戦となった場合にどうすればよいのか、と雑談することがあります。

本記事では、実戦で使える格闘技について、筆者の考えるおすすめのものを3つご紹介します。

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『実戦』の定義

実戦で使える格闘技は何?実戦の定義とおすすめの格闘技3選

最初におさえておくべきこととして、そもそも『実戦』とは何を指すのかです。

日本における実戦となると、

・街で不良に絡まれて戦う
・通り魔や暴漢に襲われた際に戦う

というような、日常生活の中で起こり得るシチュエーションを想定している人が大半だと思います。

そのため本記事では、上記2点を実戦と定義します。

『実戦』と『格闘技』の違いは理解しておく

実戦で使える格闘技は何?実戦の定義とおすすめの格闘技3選

もう1つおさえておくべきは、実戦と格闘技には根本的に違いがあるということです。

実戦はいつどこでどんな経緯で起きるか、誰にも予測ができません。

ルールもありませんし、複数人を相手にしなければならなかったり、ナイフなどの武器を使用されたり、背後から襲われることも有り得ます。

対して格闘技はいつどこでやるのか決まっていますし、ルールがあってレフェリーもいて、ある種の安全性が確保されています。

そうした違いがある以上、実戦で格闘技がどこまで活かせるかは、全くの未知数です。

そもそも本来、実戦と格闘技は別次元に存在しており、比較するのがおかしいものです。

だからどんな展開になるかは、その時にやってみないと分かりません。

格闘技を習っていると自分が強いと思ってしまいがちですが、それは大変危険な思い込みです。

実戦で使えるおすすめの格闘技3選

実戦で使える格闘技は何?実戦の定義とおすすめの格闘技3選

格闘技の種類は実に様々で、ルールも特徴も異なります。

さらに武道や武術、護身術などを加えたら、いよいよキリがありません。

ザっと挙げるだけで、以下の通り多くの競技があります。

・ボクシング ・キックボクシング ・ムエタイ ・総合格闘技
・空手 ・柔道 ・剣道 ・合気道 ・日本拳法 ・ジークンドー ・柔術

先述の2点をおさえた上で、ここからおすすめの格闘技3選を挙げていきます。

なお、習えるジムや道場の多さ(習いやすさ)なども加味しているので、あらかじめご了承ください。

総合格闘技

日本では『RIZIN』の台頭で、近年とても人気が出ている格闘技です。

ルール上の制約があらゆる格闘技の中で最も少なく、だからこそ幅広い対応力が身につくのがメリットです。

打撃(パンチやキック)・投げ技・組技・関節技・寝技と、学ぶ範囲が広いので、ある程度のレベルになるまでは相当な時間がかかります。

元々違う格闘技をやっていたけれど、総合格闘技に転向したという人も多いです。

あらゆる格闘技のエッセンスを取り入れており、今も日々進化を続けているので、成長の柔軟性が高いです。

実戦という何が起きても不思議ではない状況で、その対応力や柔軟性は役に立つでしょう。

ムエタイ

打撃系格闘技の中で、最も攻撃手段が多彩なのがムエタイです。

脅威となるのが、人体の中でも特に固い肘・膝を使うことです。

寝技や関節技こそありませんが、首相撲という技術で相手を転がせたりするなど、組む力も強烈です。

日本ではキックボクサーとして人気だった魔裟斗を苦しめた、ブアカーオという選手がムエタイ出身で、一躍注目を浴びました。

今も数々のムエタイ選手が世界中の格闘技団体で活躍しており、その強さは健在であることが分かります。

実戦でもその打撃力と組む力は、十分に活かせるのではないかと思います。

柔道

柔道は日本のお家芸とされており、オリンピックでも毎回注目が集まります。

投げ技のエキスパートであり、その技術は疑いようもないほど強力です。

町中の地面はコンクリートが大半なので、投げ技を喰らえばひとたまりもありません。

また、体幹と組む力も非常に強く、背中をつけさせるのは至難の業でしょう。

警察官の訓練にも採用されていることから、実戦での有用性は高いと言えます。

実戦で使うのは最終手段

実戦で使える格闘技は何?実戦の定義とおすすめの格闘技3選

日本は法治国家であり、他人と殴り合ったりする行為は、法律で厳しく取り締まられます。

喧嘩なんてすれば、暴行罪や傷害罪で逮捕される可能性があります。

相手から危害を加えられそうになりやむを得ず応戦したとしても、正当防衛が認められる保証はなく、過剰防衛として逆に捕まる恐れもあります。

何より大怪我をする可能性が高く、非常に危険な手段です。

以上のことから、最もベストな選択は、闘わずに逃げるか警察に任せることです。

もちろんそれが難しく、どうしようもない時はやるしかありませんが、あくまで最終手段であることを肝に命じておきましょう。

最優先事項は、自分が怪我せず無事に終われることです。

実戦で使えるとか最強は何かなどという質問も回答も、少なくとも今の日本ではまず役立ちません。

それより何事もなく、平穏に暮らせるのが一番です。

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