女性が護身術を習っても意味がない?今の世の中における護身術の必要性とは

女性が護身術を習っても意味がない?今の世の中における護身術の必要性とは 格闘技

海外と比較すると安全だと言われている日本ですが、連日のニュースを見ていると多くの事件が報道されています。

もしある日、そうした事件に巻き込まれることがあったらどうするべきか、考えなくてはならないのが今の世の中でしょう。

特に女性は狙われやすく、暴漢や暴力などへの対策として、護身術に関心を持つ人も増えてきています。

実際に日本でも、護身術のセミナーが多数開催されています。

しかしそんな中で、「女性が護身術を習っても意味がない」という声をよく聞きます。

本記事ではその真偽と、護身術を習う必要性など詳しく解説していきます。

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護身術を習っても意味がないと言われる理由

女性が護身術を習っても意味がない?今の世の中における護身術の必要性とは

護身術自体、習っても無意味だと思っている人は少なくありません。

無意味とまではいかずとも、懐疑的である人も一定数いるのは事実です。

そう思われている理由として、主に以下の3つが挙げられます。

実戦で使いこなすのが難しい

護身術を習う目的は、もし何者かに襲われても自力で危機から脱するためです。

しかし、少しばかり習ったからといって、それを実戦で使うのは難しいと言わざるを得ません。

これは護身術に限らず、空手や合気道といった武道や武術、格闘技でも同様です。

大会優勝などの達人レベルでないと、いざその状況になった時に咄嗟には発揮できないでしょう。

実戦では周囲の環境、相手に対する恐怖心、自分の精神状態など練習時とは何もかも違います。

さらに相手が素手とは限らず、ナイフなどの凶器を出してくることも考えられます。

その状況下で練習した通りのことをやるのは、かなり無理があります。

付け焼刃の護身術では、かえって危険に陥る可能性の方が高くなるでしょう。

実戦でも使えるようになるには、少なくとも数年単位の練習が必要となります。

体格差を覆すことはほぼ不可能

基本的に男女の体格差は顕著です。

女性は男性に比べると小柄ですし、筋力や体力も劣ってしまいます。

これはルールが一切ない状態だと、大きく不利となります。

ほとんどの格闘技で階級制を採用しているのは、それほど体格差の影響は大きく出るということです。

純粋なパワーの差は、小手先のテクニックではどうしようもありません。

体格差が違うと圧力も全く違うので、相手の雰囲気に呑み込まれてしまうこともあるでしょう。

不意打ちに対処しきれない

実際に襲ってくる相手が、真正面から堂々とくることはあまり考えられません。

多くは後ろから、あるいは横からなど不意を突いてきます。

その瞬間に即座に反応して護身術を使えるかというと、かなり難しいでしょう。

不意打ちによる一撃で気絶させられたら、その時点で終わってしまいます。

護身術を習うことで身に付くもの

女性が護身術を習っても意味がない?今の世の中における護身術の必要性とは

護身術を実戦でどれだけ役立てられるかは何とも言えないのは事実です。

しかし習うことで身に付けられるものもあります。

『護身』に対する理解

そもそも護身術は、自分の身を護ることが最優先です。

つまり相手を倒すとか、制圧する必要はなく、逃げるなどその場を切り抜けられればOKということです。

護身術に対して、特別なテクニックを使うことをイメージしている人が多くいますが、そういったものを使うのはあくまで最終手段です。

自分の身さえ護れれば何も問題ありません。

護身術では、それが最初に習うことであり、最も重要な館が方でもあります。

体力と筋力

護身術を扱う上で、体力と筋力は欠かせません。

逃げるのも体力がなければ不可能です。

だから護身術の練習の中には、筋トレを取り入れていることが多いです。

特別なテクニックではありませんが、護身において基礎となる部分であり、これを身に付けるのが最低限の課題とも言えるでしょう。

護身術で助かる可能性を引き上げる

女性が護身術を習っても意味がない?今の世の中における護身術の必要性とは

映画やドラマのように、華麗にカッコよく相手を倒したり撃退することはほぼ不可能です。

しかし護身術を習うことで、わずかでも助かる可能性を引き上げることはできます。

防犯的な観点から見ても、護身術は決して無駄ではなく、一定の効果は見込めるでしょう。

実戦でどの程度使えるかどうかはともかく、その心得やテクニックが多少なりとも役立つ可能性はあります。

たとえ1%でも助かる確率が上がるのであれば、それだけでやる価値はあります。

何もしないより、まずは行動することが大切です。

自分の身は自分で守るしかない

女性が護身術を習っても意味がない?今の世の中における護身術の必要性とは

今の世の中、いつ何に巻き込まれるか分かりません。

そしていざという時、誰かが助けてくれる保障もありません。

だから自分の身は自分で守るしかなく、そのためにはできる限りの自衛手段を身に付けておく必要があります。

女性はどうしても男性より狙われやすい立場にありますが、襲う側は抵抗なんて微々たるものだろうと油断していることも多いです。

そこに金的など急所への攻撃をためらいなくするといったことがあれば、相手は驚愕し撃退できるかもしれません。

護身術で培った経験が自分自身を救うことになるかもしれないので、習っておいて損はないでしょう。

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